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FDG-PETによるがん検診について

 最近マスコミをにぎわし、一部の医療機関では営利目的に行われているFDG-PETについて解説します。ここで取り上げられているのはFDG-PETによる癌の検査ですが、私は以前心臓の検査に用いたFDGについて論文を書いたので黙っていられなくなり筆を執りました(と言うとかっこいいのですが、ホントは患者さんから相談を受けたのがきっかけです・・) 。

参考
Evaluation of Glucose/Fatty Acid Metabolism for Predicting Functional Recovery after Revascularization in Coronary Artery Disease using Fluorine-18-FDG and Iodine-123-BMIPP SPECT Hideki Sato et al. 1999.Chest

心筋18F-FDG-SPECT画像の心筋viability評価における有用性 佐藤秀樹他 1997.日本核医学会雑誌

 FDGは体の中でブドウ糖と同じ動きをします。つまり糖代謝と同じように回ります。ガン細胞は他の細胞より代謝が亢進していることが多くより多くブドウ糖を食うためにF-18でラベルされたFDGが集積して来るというのが原理です。
  巷では何でも癌がわかるだとか今までの検査よりも優れているだとか言われていますが大きな間違いです。確かにFDG-PETは優れた検査ですが不得手な物もあります。内視鏡やCTよりも優れているというデータはありませんし、腎細胞癌、前立腺癌、膀胱癌、胃癌(硬癌)、細気管支肺胞上皮癌、原発性肝癌はPET陰性癌と言われています。つまり補助的な検査でありファーストチョイスの検査ではありません。欧米では癌と診断されたらFDG-PETを行うというコンセンサスが得られていますが、あちらでは診断前から行うというようになぜか日本では情報が曲げられて伝わっています(おそらく故意に曲げているのでしょうが)。  
  私の所属している日本核医学会のホームページに
「FDG-PETを用いたがん検診のガイドラインについて」
というページがありますので、ご参照下さい(PDF書類なのでReaderが無い方は下のリンクからダウンロードしてご利用下さい)。

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