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日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨差し控えについて


 2005年5月30日、日本脳炎予防接種中止の緊急勧告が厚生労働省よりなされました。これは山梨県甲斐市の女子中学生が接種後に重い神経症状に陥ったことを受けた措置で、問題となった中学生は昨年7月日本脳炎のワクチン接種を受け、11日後にめまいや頭痛を発症。脊髄を中心とする中枢神経に炎症が起きる「急性散在性脳脊髄炎(ADEM)」と診断されました。
 今回の症例では、ワクチンとの因果関係は医学的に確定されていないのですが、厚労省は、過去に比べて極めて重い症状であることを重視し緊急勧告に踏み切ったようです。
  現在、より安全な組織培養によるワクチンが開発中で来年までには実用化するめどが立っている様なので、しばらく後には再開されるものと思われます。また、勧奨接種は中止となりましたが、希望者は費用・責任は自治体と国にある定期接種として接種可能です。
  ADEM発症リスクは低いのですが、日本脳炎の発症自体もそれほど高くなく、マウス脳由来ではなくベロ細胞由来の開発中ワクチンの早期導入、再開を前提として今回の措置がなされましたので今はわざわざ接種を行うことはないと思います。高崎市ではまず中学生の第3期接種は中止となりました。
6月9日追加:幼児、小学生の第一期・第二期接種も平成17年6月9日より中止となりました。

2006年8月23日追加 :日本脳炎新ワクチンの承認が2007年〜2008年に延期されました
 詳しくは厚生労働省のホームページにあるQ&A

日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨差し控えQ&A

をご参照下さい。わかりやすく説明されています。

新ワクチン承認延期についての情報はこちらをご参照下さい。

 

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